バレンタインinレジ
コンビニに置いてあるバレンタインイベント用チョコレートってのは
チョコレートの用意をしていなくて、大慌てで買い求める女性の需要があるので毎年売れ残る事はありません。
たまに男性の方が買いに来ると
・これは例の逆チョコって奴?
・それとも恋人が男なのか?
・男の見栄なのか?
とレジ内で色々妄想に明け暮れます。
深夜に会社帰りと思われる若いお姉ちゃんが店でチョコレートと近藤さんをレジに持って来ると
おいおい明日はチョコレート一緒に私をプレゼントってか?
キッスの味はカカオ味なんてそんなベター事を夢見るなんてお姉さん可愛いねぇと
心の中で下世話な事を思い浮かべます。
そんなこんなで恋人同士のイベントってのは色々と話題が尽きないので
一緒に働いてる相棒と毎度盛り上がるヤスユキ君は残念な子でした。
そして女性は勘違いしているのかもしれないが
義理チョコの価値は質ではなくて量なんですよ。
義理チョコなんて軽い気持ちで安いチョコレートを「ヤスユキ君、義理チョコどーぞ」
ってな感じで渡してくれたら「お、マジで?ありがとう〜」とこっちも素直に嬉しく貰えます。
んでホワイトデーにはデパ地下で1パック600〜800円ぐらいのクッキーでも買ってきて
(無難に攻めるならステラおばさんのクッキーとかオススメ)
お返しをするのが後腐れも無い一番綺麗な方法なんですよ(たぶん)。
要するにヤスユキ君が何を言いたいのかと言うと
高級チョコレートは、重い。
気持ちが、重い。
お返しも困る。
気楽に楽しめない。
良い事はひとつも無い、イエス。
ちなみに今年貰ったチョコレートで一番おいしかったのは
モロゾフの一口チョコだった。
超うめぇ。
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以上
ヤスユキ、バレンタインに何書いてんだ俺と自問しつつ生きています。