百鬼夜行

帰ってきましたぁーただいまぁーおかえりぃーヤスユキィー。

今回の旅行はにいちゃんが休暇を取って参加したので、
久しぶりに兄弟全員が揃いました。
最後に揃ったのいつだったっけ・・・。
今回は福井を中心とした観光巡りでした。
家族全員が揃った旅行だったので、
それだけで僕はもう楽しかったです。





僕は基本的におじいちゃん、おばあちゃんに対して親切に接します。
年配の方に対する敬いの心を標準装備です。
が、
何事にも例外が存在します。

永平寺訪問の時の事。
広い床の間で修行僧さんが建物の説明をする。
これも修行の一つとか。
他の観光客同様、僕達家族もその説明を床に座って静かに聞いていました。
当たり前のことですが、寺は静かな場所です。
大声でしゃべったり、騒いだりしてはいけません。
観光地であろうと、同じ事です。
そこへ、恐ろしいことに団体旅行の客が来ました。

ぞろぞろと床の間に侵入してくる老人たち。
いえ、ここはあえて妖怪達と言わせてもらいます。
奴らは集団で、比較的大きな声でしゃべります。
「ここがそうなのねぇ〜」「どっこいしょ」「あー疲れたわー」「ねぇねぇ、ひろいわねぇ」
「階段がしんどいぁ」「最近孫が・・・」「お茶ちょうだい」「足が疲れたぁ」「最近どうも・・」
「ここは涼しいねぇ」「あれ見て、見て見て!!」「おじいちゃん、こっちですよ。」etc・・・・・・・
妖怪共「「「ぐひゃひゃひゃげひゃひぇひぇうへへきゃきゃばばばははわわきききひゃっひゃっひゃ!!」」」

その様子はまさに百鬼夜行です。
うるさい・・・。
説明してる修行僧の兄ちゃんもかなりいやがっている。
説明が終わった後、妖怪共が立ち去った後に
僕は姉に
「三回ぐらい蹴り飛ばしたい(妖怪を)と思った」と告白。
すると姉は
「私は五回ほど窓から投げ捨てたい思ったけど、我慢した」と返された。
さすがマイシスター。僕はあなたのそういうところが大好きです。

以上。
ヤスユキ、なんだかんだ言っても家族好きです。