BGM-AIR 「青空」 あの海 どこまでも青かった 遠くまで・・・

ヤ「いらっしゃいませ、こんばんわ」
客「あ、な、ねぇ・・?○○○の、DVDかビデオある・・・?」
ヤ「はい、ただいま商品が置いてあるかどうかを検索いたします。少々お待ちください。」
店のパソコンを使って在庫を調べる。
ヤ「お客様、当店では○○○の方は取り扱っておりません。申し訳ございません。」
・・・・普通はここで終わる。だが・・・・

客「ねぇ・・・なんで無いのよ・・・・・」
ヤ「は?あの、ですから当店のほうではこちらの商品を取り扱っておりません。
  ですので当店にこちらの商品はおいておりません。ご了承ください。」
客「なんで無いのよ・・・・・」
ヤ「いえ、ですから・・」
客「何で無いのよ!!
客、叫ぶ。
客を危険度Aに認定。敵だ。
たくさんの視線がこっちに集中する。
同僚達が「一人で大丈夫か?」といった目を僕に向けてくる。
彼らは彼らで忙しいので、僕は手を借りることが出来ない。
僕は一人では対処できないと判断し、
「・・・少々お待ちください」と言い、店長不在のため、マネージャーを呼んでこようと
レジを離れたところ・・・
客「○○―――――――――――!!!!!!逃げるな――――――――――!!!!!
たぶん、僕のネームプレートを見て名前を知ったんだと思う。
とてつもない大声で僕の名前を叫ぶ客。
騒然とする店。驚いたマネージャーが店の奥から出てくる。
僕が簡潔にマネージャーに事情を説明する。「群青がいる。助けてくれ。」
マネージャーが客を説得。僕が離れようとすると客が叫ぶので、僕はレジを離れることが出来ず、
ずっと馬鹿みたいに立たされていた。たくさんの人に目を向けられた。皆小声で何かしゃべってた。

マネージャーが頑張ってくれたおかげで、客は店を去った。
そのあと、同僚達から慰められた。「運がわるかったな。がんばったな。」
でも、僕は、もう、なんか、希望が無くなった。
本気で人間不信になりそうです。
以上。
・・・・もう、ゴールしても良いよね?